児島備後三郎高徳

児島備後三郎高徳

(こじまびんごのさぶろうたかのり)

<<1999年1月の作品>>

太平記のお話です。後醍醐天皇への勤皇の士「児島高徳」です。「天莫空勾践 時非無笵蠡」という文字を桜の木を削って書き留めておいたという逸話です。隠岐へ流される途中の後醍醐天皇が見かけ、 勇気をもらったという話が受け継がれています。文字の内容は「まだまだあきらめてはいけません。まだ笵蠡(=自分と重ねて)がいるじゃありませんか。頑張ってください」という意味合いです
 
金剛力士

金剛力士

(こんごうりきし)

<<1998年12月の作品>>

金剛力士では鹿内一正さんにはかないません。あの筋肉隆々とした造形を作るのは並大抵の観察眼ではできないでしょうね。。。造形では対抗できないので、色彩で仁王像ということで肌を赤色にしてみました。
 
大蛇退治

スサノオ・大蛇退治

(すさのお・だいじゃたいじ)

<<1998年12月の作品>>

日本書紀・古事記に出てくる素戔鳴尊の八岐大蛇退治です。大蛇を酒で酔わせて退治したという話なので、酒樽を用意しています。ねぶたでは、やはり史実通りに横か送りには櫛稲田姫を配置したいところですね。
 
平新皇将門

平新皇将門

(へいしんのうまさかど)

<<1998年12月の作品>>

平将門です。武士を作った第一人者ですね。自ら新皇と名乗って天下賦布を試みた人物です。将門は今でもカリスマ性を感じますね。将門の首塚が東京にあり、一度訪ねてみたことがあります。オフィスビルのど真ん中にあります。
 
前田犬千代

前田犬千代

(まえだいぬちよ)

<<1998年11月の作品>>

前田利家の若かりし頃の話です。織田信長に取り入れられようと敵の首を引っさげて帰ってきたという逸話です。ねぶたとしてはこれも佐藤伝蔵さんの「前田犬千代出世の武勲」日立で出陣してますね。小型or中型で機会があれば作ってみたいですね。
 
風神雷神

風神雷神

(ふうじんらいじん)

<<1998年11月の作品>>

今や定番となった風神雷神ですね。やっぱりねぶたのお初としては佐藤伝蔵さんの日立の「田村麿賞」なんですかね。。。
 
新門辰五郎・め組の喧嘩

新門辰五郎・め組の喧嘩

(しんもんたつごろう・めぐみのけんか)

<<1998年11月の作品>>

これも歌舞伎にありますね。四ツ車大八とめ組の喧嘩です。古典的題材ですが、いつかはやってみたいですね。
 
狐忠信

狐忠信

(きつねただのぶ)

<<1998年10月の作品>>

歌舞伎の義経千本桜 鳥居前の場「狐忠信」です。ねぶたとしては何といってもナショナルで制作した 千葉作龍さんの「狐忠信」が好きです。(全部蛍光灯パルックを使ったねぶたとして有名です。)
 
暫

(しばらく)

<<1998年10月の作品>>

歌舞伎十八番の内「暫」です。「暫」のねぶたとしては柳谷優浩さんが私たちのねぶたで制作した「暫」が好きですね。
 
畠山重忠・鵯越え

畠山重忠・鵯越え

(はたけやましげただ・ひよどりごえ)

<<1997年1月の作品>>

源氏方の畠山重忠の武勇伝です。 一の谷合戦 の 鵯越(ひよどりごえ)の逆落しで、自分の愛馬愛馬「三日月」を痛めてはならないと背負って斜面を降りた逸話です。

ねぶたとしては村本芳遠さんが「に組・東芝」でやったのがお初ですかね。
 
許可なく掲載画像の無断複写・転載を禁じます。